「センス」について考えてみる。
最近読んだ本で、センスとは何か?
センスを定義している本を見かけました。
とても面白く納得できる内容だったので日記にしてみました。
センスとは生まれついてのものではなく、
誰にでも備わっている身体能力と同じであり、数値化できないような事象を最適化することです。
最適化するためには、まずあらゆる分野の「普通を知ること」が必要であり、それらの知識を地道に蓄積していったり、徹底して段階的に考えたりした末での飛躍です。
身体を動かす前に準備運動したり、助走をするのと同じようなものでしょうか。
そうやってセンスを磨いても、使いこなせるかどうかの違いが、
センスがいい、悪いという分かれ目になるようです。
センスとは特別な人だけに備わった才能でもなく、
方法を知り、やるべきことをやり、
必要な時間をかければ、誰にでも手に入るものです。
私もあなたもセンスは等しく持っており、
違いはそれはどう育てているかによります。
センスは知識からはじまります。
全ての職種や物事において知らないは不利です。
知識にもとづく予測ができなかったり、知識を掛け合わせることができません。
客観情報の集積がその人のセンスを決め、物事を選択・決断します。
つまり、知識のクオリティが精度の高いアウトプットを作り出すということです。
何も知らない若い時よりも、年を重ねて大人になってからの方が結果的には良い判断や決断、アウトプットができているような気がします。
それは単純に生きてきた分、得た知識が無意識に最適化されているのかもしれませんね。
少なくともセンスが悪いなんて思われないようにある程度は磨いておきたいものです。